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九十九里のお塩の生産者「サンライズソルト」さんにお話を伺ってきました!

RICE&PARKのおにぎりで使用しているお塩は、

じっくりと時間をかけて、ていねいにつくられているサンライズソルトさんの「平釜製法」のお塩。

この度、生産者であるサンライズソルトの内山さんを訪ねて、お塩の魅力を伺ってきました!

はじめに


千葉県九十九里の海沿いに位置する、サンライズソルトさん。
九十九里の海水を原料とし、昔ながらの製法で完全手作りのお塩をつくっています。

お塩をつくる2つの製法「平釜製法」と「揚げ浜塩田製法」


サンライズソルトさんで作られるお塩の製法は「揚げ浜塩田製法」と「平釜製法」の2種類。

それぞれの製法をご紹介します。

【揚げ浜塩田製法】

九十九里浜で戦後まで行われていた伝統的な製法です。 

砂浜(塩田)に海水を散布し、天日と風で水分を蒸発させた後、砂をかき集めて海水で洗い濃い塩水を作ります。その後、平釜と薪で数時間煮詰めて結晶をつくりだします。

※サンライズソルトさんでは、独自に編み出した自家製の木箱を使った手法で、木箱の中で砂浜をつくり、少量ずつていねいに水分を蒸発させています。

揚げ浜塩田製法は天候に左右されて手間がかかるため、現在揚げ浜式製法で塩を製造しているところは国内で数件程の貴重なお塩。

揚げ浜製法でつくる塩はナトリウムのほかマグネシウム・カルシウムカリウム・鉄などのミネラルがバランスよく含まれています。ほんのりとした甘みがあり、味わい深さも魅力です。

【平釜製法】

海からの恵をそのままに、海水を濃縮させてお塩にする、シンプルな製法です。

薪を使って平釜で3日ほど、じっくりと炊きあげ、塩となる結晶を少しずつ時間をかけてつくっていきます。塩味が少し抑えられて、ミネラルを程よく含んだお塩に仕上がります。

素材のうまみを引き出す、やさしくまろやかな味わいです。

RICE&PARKのおにぎりに使用!平釜製法のお塩の作り方をご紹介


1.九十九里の海水を原料に、薪を使い平釜でじっくりと煮詰めていきます。

※薪は家を壊した際に出る廃材などを地域から調達されており、限りある資源を大切に使った塩作りができるよう工夫されています。

2.水分が蒸発したらつぎ足しを繰り返し、どんどん濃度の高い海水を作っていきます。

 繰り返していくことで、少しずつお塩の結晶が浮かび上がってきます。

3.約3日ほど炊き続けることで、海水が蒸発してお塩の結晶が出来上がります。 

 最後に結晶を掬い上げて脱水し、お塩の完成です。

平釜製法で作られたとっても貴重なお塩”まき火の塩”


海水が塩になる比率、塩分濃度はなんと約3パーセント。
1トンの海水から、約30キロの塩しか取れないそうです。

九十九里の海水をタンクで運び、じっくりと炊き上げる時間と手間をかけるからこそ、

海からの恵みをそのままに、毎日のお料理にもお使い頂けるお塩をつくられています。

おわりに


RICE&PARKのおにぎりは全て、ご紹介した「まき火の塩」を使用しています。

ミネラルがバランスよく含まれており、やさしくまろやかな味わいのお塩が、多古米の甘さをより一層引き立ててくれています。お塩の美味しさを一番感じられる「人気NO.1」&「店長おすすめNO.1」のおにぎりは、”九十九里の天然塩の多古米贅沢塩おにぎり”です!

ぜひ一度、サンライズソルトさんのお塩と多古米とコラボレーションをお試しください。

スタッフ一同、皆様のご来店を心よりお待ちしております!